第4回取材旅行 その1 |
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例によっての低予算が故、北欧へ行くのに一度南下してバンコクへ。 南国のスワンナブーム国際空港ではちょっと奇妙な気分でしたが、 無事にデンマークのカストロップ国際空港に到着しました。
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イミグレーションとバゲッジクレーム、税関をさくっと抜け、
直結している鉄道でコペンハーゲン中央駅へ。
到着したの8時半過ぎ。クラシカルな駅がいい雰囲気です。 |
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ここは日本でいうなら東京駅。 |
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外へ出ても交通量が少ないので静かなもの。 空気が澄んで気持ちいいですね。 |
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駅中のカフェで珈琲とデニッシュ(現地ではヴィーナ―ブロート(ウィーンのパン))を食べ、
さてさて、取り敢えずホテルに行って荷物を預かってもらいましょうか。 |
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これは夜に撮ったホテルの外観。 |
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やっとこさ辿り着いた室内はこんな感じ。 |
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さて、一息ついたところで街の探検開始です。 駅の反対側は有名なチボリ公園。 ヨーロッパの遊園地なんて、大人になっても素敵だなぁ。 では早速・・・ と思いましたけど、秋は殆ど休園だそうで残念! |
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チボリ公園前の広場を抜けると今回の主たる取材地、繁華街のストロイエです。 |
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石造りの美しい街並み、軒を連ねるお洒落なお店、 |
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いい匂いがしますね。 |
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腕時計に目をやればそろそろお昼。 |
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深緑色のテーブルクロス。柔らかく差し込む日差し、
初めて入っても落ち着ける、やさしい雰囲気。 |
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取材の第1候補はスモーブローと呼ばれるオープンサンドウィッチ。
薄切りにしたライ麦パンに様々な種類の「おかず」が乗ったものです。
代表的な具は小エビとスモークサーモン、ウナギの燻製、ニシンのマリネカレークリーム添えなど。
このレストランでは店の端にある大テーブルに、所狭しと様々な種類のスモーブローが並んでいました。 |
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そうそう、忘れていました。レバーパテも有名だったんですよ。
粒マスタードがよく合います。 |
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おっと定番も忘れてはいけません。
小エビと脂ののったスモークサーモン。
これにちょいとタルタルソースを添え、レモンを絞り、
ディルと一緒に口に入れてごらんなさい。
あ〜、遠路はるばるここまで来た甲斐があったって心持になるじゃありませんか。ともこは思わずビールをおかわり。 |
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そして最後はウナギの燻製。 |
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さぁ、腹ごしらえが出来たら、街の探検の再開です。
まずはここ、運河の周りにカラフルな木造家屋が並ぶニューハウン。
レストランやカフェが多く、ちょっと一休みするにもいいですね。 |
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さながらテーマパークのようにも見えますが、 運河に係留されている船は、みな現役。 どれも手入れが行き届いています。 |
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さっきの昼食は腹八分目だったので、もうちょっと食べたいところですね。
と思っていたら、どこからかいい匂いが・・・あ、あそこに屋台がありますよ! |
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おお!あの香ばしい匂いの正体はこれだったのか! 大きな粗びきポークのソーセージ。デンマークではポルサーと呼ばれています。 マスタードをたっぷりつけて、がぶっと行きましょう! え? ビールも買ってくれ? そんなに最初から飛ばすとディナーが食べられなくなっちゃうよ。 |
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いやぁ、結局食べ過ぎてしまいました。
ホテルまで戻って一休みしましょう。
ちょっと楽をして、運河を走る水上バスで戻ります。 |
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9月下旬になるとコペンハーゲンの気候は東京の11月下旬くらい。
風はかなり冷たいのですが、やっぱり外の席の方が解放感もあっていいですね。 |
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観光船ではないのですけど、
張り巡らされた運河から見る景色は、どこも絵になります。
街そのものが、ひとつの大きな美術館のようです。 |
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ディナーは老舗のレストランPUKへ。 |
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コペンハーゲン風のベークドサーモン。 |
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デンマーク版のさつま揚げ、フィスク・フリカデッラ。 |
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ともこと料理の大きさを比べてみて下さい。 これが料理取材の悩みの種。 別にスーパーサイズを注文した訳じゃないのですよ。 普通に主菜を2品オーダーしたらこの状態。 美味しいけれど苦しい! | ||||||||||||||||||||||||||||
コペンハーゲンは治安がいいので、腹ごなしにちょっと散歩してからホテルまで帰りました。 |
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夜のコペンハーゲンの街は美しいですね。 |
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翌日はストロイエを抜けて市場へ行きましょう。 生憎、小雨のぱらつく天気でしたが、それがまたいい雰囲気です。 こうした小さな広場が至る所にあります。 |
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雨に濡れた石畳が美しい。 |
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あ、見えてきました。 |
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まずは腹ごしらえです。 |
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ハムのパニーニとクロックムッシュ、それにヴィーナーブロート。
これも大きいので二人ともお腹いっぱいになりました。 |
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OK、雨が上がったようです。 |
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僕たちの街歩きはこうです。 |
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時々道に迷うこともありますが、それはそれ。 |
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さぁ、着きましたよ。400段以上ある階段を昇れは・・・ |
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コペンハーゲンの市街が一望できます。 |
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少々息が切れますけど、かいた汗の報われる眺望です。 |
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コペンハーゲンは自転車社会。 |
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ランチの前にカステレット要塞までお散歩。 |
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一見して観光客よりローカルの方が多い気がしました。 |
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さて、ランチにしましょうか。 |
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ここでも注文してみました、ウナギの燻製のスモーブロー。
味、香り、そしてしっかりした歯応えは、日本のウナギとは別物です。これはちょっとクセになりますね。 |
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もう一皿は牛タンの冷菜です。 |
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派手な所はなくても、 ただ歩いていて楽しい街並み。 よく見ていると色々な発見があります。 |
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ほら!どうです?なんか素敵なコンデトライ(洋菓子店)じゃないですか?
中を覗けばお客さんでいっぱい。あ、でも空き席がありそうですよ。 |
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飲み物のオーダーは席で、ケーキは入り口のショーケースでします。 オーダーしたのは大きなシュバルツバルト。 ああ、この生クリームの美味しさといったら。 体重の心配なんてしていられませんよ。 ポットでサーブされた熱々のコーヒーも素晴らしい。 こうした時間の過ごし方は、なかなか普段の生活ではできません。 |
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駅の近くまで戻る前に市庁舎の横を通り過ぎると、おや?このおじさんは、アンデルセンさん!
コペンハーゲンで暫くのんびりして、久し振りに童話のページを繰る、なんて出来たら素敵でしょうね。 |
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この市庁舎、100年に1000分の1秒しか狂わないイェンス・オルセンの天文時計が見学出来たりもするのですが、
外周を周っても、ユーモラスでユニークな彫刻がいっぱい。 |
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ね? 面白いでしょう? |
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さて、日も暮れてきました。今夜のディナーはここにしようかな。 |
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お目当てはデンマーク名物のフレスケスタイ。 ポークの皮付肉に塩とコショウをすり込み、オーブンでじっくりローストしたボリューム満点のご馳走。 この料理の命はパリパリに焼いた皮の香ばしさです。 ビールが進みますよ。あ、この国ではもちろんカールスバーグで決まり! |
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翌日のランチはここ。はら、このレストランも角地角地にありましす。
そして半地下というのもお約束。 |
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ここではもう一度、フィスクフリカデッラを食べておきましょう。この料理は皆さんにご紹介する候補の上位ですからね。食べ比べは大切なのです。 |
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もう一品は北海名物の舌ヒラメのムニエル。シンプルですが口の中でとろけるような美味しさ。とどのつまり、デンマークではシーフードかポーク料理を注文すればハズレなし、ということなのでしょうね。 |
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今夜は国際夜行列車でドイツのフランクフルトまで移動。旅に出ていると毎回思いますが、もうちょっと長く居たくなります。ではラウンドタワーに昇って、もう一度この美しい街を眺めておきましょう。 |
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こうした小さな美術館も沢山あり、次に来たら行ってみたい場所のリストがいっぱいになってしまいました。 |
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さて、夕食用のパンとハム、チーズにワインも調達完了。いよいよ出発です。 | ||||||||||||||||||||||||||||
僕たちのコーチは6人部屋。オランダ人とイラン人の若い女性。中国人の老夫婦と一緒。多国籍チームの中で色々な話をしながらの食事は楽しいですね。さぁ、明朝6時半にはフランクフルトに到着です。国際列車で寝過ごすと他の国まで行ってしまいますから気を付けなくては。それではおやすみなさい。 To be continued!! → その2 ドイツ編 |
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