第4回取材旅行 その2 |
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朝6時40分。列車は予定通りフランクフルト中央駅に到着。
僕たちも寝坊せずに下車しました。
もし寝過ごしたら?
終点はスイスのバーゼルですので、最悪はそこまで行ってしまったかもしれません。
シェンゲン協定の加盟国間では入出国審査もありませんからね。
国際列車での途中下車は要注意です。 |
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早朝にもかかわらず、いい感じの軽飲食店がたくさん営業していました。取り敢えず目覚ましのコーヒーを一杯。
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さて、駅を後にして東に進み、
目指すはレ―マー広場。しかし、その前にドイツで最初の食事となるのは・・・ |
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これ!カリーブルスト!! ジューシーなブラットブルストにケチャップをドバっとかけ、 カレーパウダーをまぶしたベルリン生まれのファーストフード。 これがみょ〜に合って美味い! |
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早朝のまだ人気の少ないレ―マー広場。まるで幕が上がる前の舞台のよう。 |
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軽く腹ごしらえをしたら目指すのはクライン・マルクト・ハレ市場。
まだちょっと時間が早いけど・・・ |
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あ、良かった!もう開いていました。 |
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コペンハーゲンもそうでしたけど、ヨーロッパの市場はきれいですね。
アジアのような雑然とした感じはなく、臭いもきつくない。
旅人の入門編にはいいかも。さて、それでは一回りしてみましょうか。 |
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チーズやハム、ソーセージが好きな人にはたまりません。
どれも美味しそう!
取材中でなければ買って帰って、宿で食べてしまうのですが・・・残念!スィーツもこんな量り売りの店が。 |
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フルーツはベリー系が豊富です。 |
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ぶらぶら歩いているうちに、ほどなくマイン川へ出ました。 |
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ちょっと早いランチはオープンテラスのレストランで。 |
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2品目がレバーケーゼ。ドイツ風のミートローフです。 ドイツ料理は洒落た名前ものが多く、これもその1例。 単純に和訳すると肝臓とチーズなのですけど、 この料理はそれ「以外」のものなら何でも入れて作ったことから命名されたのだそうで。 つまりレバーもチーズも使っていません。 こう云うセンス、僕は好きですね。 |
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食後にシュテーデル美術館を目指してシャウマインカイ通りを歩いていたら、
運よく蚤の市がやっていました。怪しげなものがいっぱい。掘り出し物はあるかな? |
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蚤の市には付きものの屋台。ここでも美味しそうなブラットブルストがじゅうじゅう焼かれていました。 |
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おいおい、また食べるんですか? |
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夜はちょっと落ち着いた地下のレストランへ。 |
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店内はかなり広く、とてもいい感じです。まだ時間が早い所為か空いていますね。 |
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前菜はマウルタッシェ。 |
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主菜はザワーブラーテン。 |
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デザートはやはりこれでしょう。 アップルステュルードルのアイスクリーム添え。 以前、オーストリアのウィーンで食べたものと同じ美味しさでした。 |
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翌日は現地の友人たちとマイン川の畔にある古い大学の街ヴュルツブルグへ。
ワインの名産地フランケン地方の中心部ですが、
フランクフルトのように近代的なビルが立ち並んでいる訳ではなく、
古い街並みが楽しめます。 |
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マイン川に架かるアルテマイン橋を渡り、中心部の大聖堂へ。 |
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街を見下ろすマリエンベルク要塞の東側の斜面は一面のブドウ畑。 |
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フランケンワインの白と言えば、リースリングかシルヴァーナ。
どっちだろう?ちょいと失敬して味見をすると、瑞々しい香りが口いっぱいに広がりました。
帰りに辛口の白ワインを買って帰らなくちゃ。 |
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夕方フランクイフルトに戻り、食事はタヴァーン(居酒屋)へ。 |
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前菜はHandkase mit Musik。 |
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次なるは、これまたマニアックな料理のシュペッツレ。 まぁ、何てことはない、ドイツ風卵麺のパスタなんですけどね。 見かけはこの通り。ととら亭でデビュー当時に出したら、 「こ、これは何ですか?」 お客さまは明らかに「失敗作」を出されたとお考えの様子。 でも、これでいいのです。 味は美味しいですよ。 |
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これもフランクフルト名物。その名も「フランクフルターグリーンソース」。
ディルを中心としたハーブにケッパーやマスタードを加えた香り豊かな冷たいソースです。
ドイツ人の友人に訊くと、この料理は夏の定番だとか。
野菜や卵、シーフードと一緒に頂きます。
日本の場合、ソースは主役を引き立てる完全に脇役の調味料であり、
主役になることはけしてありませんが、欧米でのソースの地位はずっと高いものなのですね。 |
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これもフランクフルト名物のフランクフルターリップヒェン。 ポークリブを塩で漬け込み、旨みを凝縮させてから、柔らかく茹で上げます。 ザワークラウトとの相性も抜群。有名なアイスヴァインとはまた一味違った美味しさ。
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最後の一品はお店のスペシャリテからポークメダリヨンのチーズ焼き。やっぱりドイツはポークが美味しいですね。脇役ですが、付け合わせのポテトも様々なバージョンがあり、これは一口サイズのクロケット。ビールが進みます。 |
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最後は今回の旅で仕入れたものをいくつかご紹介しましょう。 免税品店などに無縁の僕らが買い物をする場所は、 主に日常品の市場や蚤の市など。今回もいろいろ収穫がありました。 国旗とお酒はお約束です。その他にお店でかけるCD。コペンハーゲンでは、いいJAZZのCDが沢山ありましたからね。それでは早速ディナータイムにかけてみましょうか。 See you on the next trip!! |
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