第6回取材旅行 その1 |
渡航国 |
ルーマニア |
訪れた街 |
ブカレスト シギショアラ |
期 間 |
2013年6月30日(日) 〜 2013年7月6日(土) |
言 語 |
ルーマニア語 (英語はホテルやレストランならボチボチ通じました) |
通 貨 |
ルーマニア レウ 複数形 レイ |
航空会社 |
カタール航空 |
アクセスルート |
往路 成田空港 →12時間→ カタール ドーハ国際空港 →6時間30分→ ルーマニア アンリ・コアンダ国際空港 |
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鉄道 ブカレスト北駅 →11時間30分→ ブルガリア ソフィア中央駅 |
泊まった宿 |
ブカレスト |
Cozy Accommodation |
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シギショアラ |
Pension Chic |
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ブカレスト |
Interland Accommodation |
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バルカン半島。この地域を指す言葉は、うまい料理を探して世界をさまよう僕たちにとって、
以前から特別な響きを持っていました。
と申しますのも、ギリシャをはじめルーマニア、ブルガリア、クロアチアがEUに加盟しているとはいえ、
文化的には西欧、中欧、そして東欧とさえも異なる、独自の特徴を持っているからです。
多分それはバルカン半島が14世紀以降、1912年の第1次バルカン戦争まで、永らくオスマン帝国領だったからかもしれません。
同じ時期、他のヨーロッパの地域ではキリスト教会の規範が様々な形で人々の生活に浸透していました。
しかしバルカン半島ではイスラム教の勢力が広がり、教会は存続しつつも大きな力を持つに至らなかったのです。
それは料理の分野にも深く影響を及ぼし、トルコ料理のバリエーションがそれぞれの国々に根を下ろしました。
不思議なもので、人間は政治的、宗教的に反目しあっても、
こと料理に関してなら美味しければ受け入れてしまう柔軟性を持っています。
今回はルーマニアとブルガリアにどんな料理があり、トルコの影響はどのような形で残っているのか、
そこに軸足を置いて食文化を調べようと思います。それでは出発しましょうか!
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往路のフライトは22時30分成田発のカタール航空QR805。
ランチ営業を終えた僕たちは手早くお店をシャットダウンし、
18時39分新宿発の成田エクスプレスで成田空港へ。
さて、今回もここから旅の始まりです。
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昼食はこの通り。お店の残り物で作った特製まかない弁当。脈略のない内容だけど美味しいんですよ。
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11時間のフライトの後、トランジットのドーハに着いたのは現地時間4時30分。
アラビア半島の朝焼けが眩しい。空港はまだ空いていていい雰囲気です。
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ここでのトランジットタイムは4時間5分。
長時間のフライトで固まった体をほぐすには丁度いいインターバルです。
機内でぐっすり眠った僕たちは元気いっぱい。
僕は取材資料を確認した後、ネットに入れたのでブログの執筆中。
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ドーハからルーマニアのブカレストまでは6時間30分のフライトです。
アジアの航路に例えるなら成田、バンコク間と同じくらいでしょうか。
食事をして映画を一本見るのに丁度いいですね。
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今回お世話になったのはカタール航空さん。エコノミーでも機内食が美味しいです。
特に日本からの便よりドーハからの方が僕たちの好み。
アラブ圏のスパイシーな味付けがたまらんです。
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ブカレストのアンリ・コアンダ国際空港から市内へはバスで移動。
ロマーナ広場で降りた僕たちは取り急ぎ予約していた宿を探し始めました。
ところが広場から西へ伸びる道路で宿のある44番地を探しても見つかりません。
それどころか43番地の次は45番地じゃないですか。
そこでもう一度広場へ戻り、お巡りさんに訊いてみたら、偶数の番地は広場を中心に180度逆方向だとのこと!
しかし教えてもらった方向へ行っても、今度は42番地の次は46番地です。
おかしい。44番地は何処へ行ったんだ? 気を取り直して42番地と46番地の間でうろうろしていたら、
ビルの中央が通り抜けられるようになっているのに気が付きました。
もしやと思って入ってみればありました、44番地!
しかし、これはどうみてもホテルには見えません。 |
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住所にあるフロアまで行ってみたらこの通り。
どうみても普通のアパートです。
しかもかなり年季が入っています。
中央に見えるのは、殆どが木犀の家具調エレベータ。
怖いので一度しか乗りませんでした。
で、『ホテル』はどこだろう?
とドアをノックしたら掃除をしているおばさんが出てきました。
英語はあまり通じませんが、ここが僕たちの探している宿だとのこと。
なるほどホテルではなく、一般の部屋を貸し出すアパートメントだったんですね。
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部屋はご覧の通り広く清潔。居心地は悪くありませんが、
僕たちが到着した時、偶然掃除のおばちゃんがいたからいいものの、
もし不在だったら連絡先に電話をして鍵を持って来てもらわなければなりませんでした。
予約した後でそうした連絡は一切なし。アバウトですね。支払いと鍵の返却はどうするのかおばちゃんに訊いたら携帯でどこかへ電話し始めました。僕が変わると英語を話す男性の声が。部屋代は現金でおばちゃんに渡し、鍵はそこらに置いてドアは無施錠のままチェックアウトしてOKとのこと。
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いろいろな運営の宿があったものです。
ともあれ取りあえず居場所は確保しました。旧市街まで街の様子を見がてら歩いて行ってみましょう。
目抜き通りともいえるマグル通りを南下し、一本西のビクトリア通りに入ると古い建物がたくさん残っています。
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統一広場まで下って西へ進むとそこにはチャウシェスク元大統領が作らせた巨大な『国民の館』が。
威圧的な佇まいは理想がイデオロギーに変わり、希望が失望に塗り替わった『兵どもの夢の後』そのもの。
国民なき国民の館は、いまは各政党のオフィスなどに使用されているそうです。
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ドンヴォビツァ川を渡り、北へ向かうといよいよ取材の中心となる旧市街です。
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旧市街は細い路地が入り組み、個性的なお店が軒を並べています。
ただぶらぶら歩いているだけでも楽しい。
美味しそうなローカルレストランが沢山あるので目移りしてしまいますね。
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空港ではレートが悪かったので交通費程度の両替しかしておきませんでしたから、
食事の前に当座のレヴを手に入れましょう。
両替屋は結構レートの差があるので数軒は比較しながら決めました。
日本円からの両替も大抵OKです。
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これがルーマニアの通貨のレヴ。
EUに加盟しつつも経済的な通貨統合の条件を満たすことが出来ず、
いまだ従来のままです。
確かに西ヨーロッパの国々と比較すると、経済力はまだ弱いですからね。
物価でいうと、東京の1/3くらいでしょうか。
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あ〜、結構歩いたのでお腹が空きました!
まずはスープから行きましょう。
これはちょっとクセのある牛モツを使ったチョルパ・デ・ブルタ。
サワークリームを入れるとまろやかになり飲みやすくなります。
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次はバルカン半島の名物前菜の盛り合わせ。
ヒヨコマメ、パプリカ、ナスのペーストとピクルスに山羊のチーズ。
これとパンに白ワインがあれば、もうそれだけで大満足ですよ。
こうした料理はトルコや中東の影響が強く感じられますね。
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メインはルーマニアの国民食ともいえるサルマーレとママリガ。
サルマーレはトルコのロールキャベツ、サルマが伝わったもの。
しかしサルマほどスパイスは使われておらず、その代りザワークラウトの酸味がアクセントになっています。
ママリガはトウモロコシの粥のようはもので、イタリアのポレンタそっくりです。
ちなみにトルコ語の『サルマ』は動詞の『巻く(サルマク)』が転訛したものだとか。
そう、日本でもお馴染みのロールキャベツはトルコ発祥の可能性が高いのですよ。 |
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豪快な豚すね肉のロースト。
肉汁と炒めたザワークラウトがたっぷりつきます。
素朴な料理ですが素材の美味しさが活かされたご馳走です。
それにしても全体的に量が多い!
今回も厳しい取材になりそうだな・・・
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翌日はブカレスト北駅から鉄道で北西へ約300キロメートル。トランシルヴァニアの中心にあるシギショアラへ移動です。
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日にちの余裕があったら、こうした『何もない』場所で途中下車し、ぶらっと歩いてみたいですね。
思わぬ発見があるんですよ。
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途中で小さな街があったかと思うと、車窓はまたこうした長閑な風景に戻ります。 |
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ブカレストを出発して約5時間半。シギショアラの駅に着きました。
降りる乗客は外国人旅行者を中心にパラパラと。小さな街ですからね。 |
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今晩泊るホテル・・・ではありません。駅の外観です。
こういうのも東洋とは文化の違いを感じますね。
ちなみにヨーロッパで駅は町の中心ではなく、外れにあり、周辺も閑散としています。
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丘の上から望む街の景色。目立つランドマークはありませんけど、地味にいい感じ。
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駅から南に向かいタルナヴァ・マーレ川を渡るとそこは世界遺産にも登録されてる旧市街。
街を見下ろす時計台が見えます。ここから先は中世の世界が残っているんですよ。
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おっと、先へ進む前に、今夜の宿をご紹介しましょう。
駅前の一軒宿Chicです。なんかドライブインみたいな外観ですけど・・・
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部屋はご覧の通り、こじんまりしつつも落ち着いて和めます。
駅前でも交通量は殆どないので静か。
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1999年に世界遺産に登録されたシギショアラ歴史地区。
こうした路地が入り組み、ちょっと迷路のようになっています。
これなら迷うのも一興ですよ。
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ふと気付けば珍客に目を細める猫が・・・人通りは疎らでしんとしています。 |
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丘を登り切ったところにあるカトリック教会。 |
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時計塔の周辺にはこうした抜け道が幾つかあります。
何処へ通じているのでしょうね? |
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ランチはこんなレストランの外テーブルで頂きましょう。雰囲気だけでも東京ではなかなか味わえないものです。 |
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トランシルヴァニア地方は地理的にハンガリーに近く、
グヤーシュも伝わっていました。
微妙な違いはその香りです。
キャラウェイではなくシンブル(サマーセボリー)が使われていました。
それからパプリカはやや薄めです。しかしこれはこれで美味しい!
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ポークとダンプリングのシチューもイケますよ。
このダンプリング(ギョーザではなくすいとんのようなもの)もハンガリーからその周辺では大変ポピュラーです。
これとソースの相性がいいんですよね。
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僕たちの恒例となっているそれぞれの実家への絵葉書。
ルーマニアのポストは日本と同じく赤でした。
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タルナヴァ・マーレ川の穏やかな流れの向こうに沈む夕日。
星の動きで時間を感じるひとときです。 |
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ディナーは一般市街地で見つけたローカル食堂へ。
地元の人たちはどんな料理を食べているのでしょうね? |
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スモークソーセージと豆のシチュー。
見かけはご覧の通り地味ですが、これこそ庶民のご馳走ともいえる逸品です。
特に脇役の豆のシチューが素晴らしい。
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サルマーレは何処で食べても味の差が少ない料理です。
あまり肉は使っていないのですが、ママリガがたっぷりで食べ応え十分。
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朝も一般市街地のローカル御用達のカフェへ行きました。 |
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ジャムがたっぷり入ったドーナツ、パパナーシュとコーヒーの朝食。一人前をシェアして十分のボリューム。外の席で朝の風が心地よいです。
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さぁ、ブカレストに戻ります。
ちょうど時間となった時に列車が来ました。
しかし事前に確認しておいたホームとは違う所に停まったではないですか! 何かおかしい? 誰かに訊こうか? と思いましたがあいにく近くには誰もいません。
発車ベルが鳴り出しました。車両の側面を見るとブカレストと書いてあります。
よし、乗ろう!
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とまぁ乗り込んではみたものの、やっぱり不安なので英語を話せる人を探し、
「この列車はブカレスト行きですか?」「え? 違いますよ。反対です」
なんですと〜っ! 車掌が来たので訊いてみれば車両には出発地の地名が書いてあることがあるそうな。
やってしまいました。仕方ない。次の駅で降りて乗り換えよう。しかしいつまで経っても停まりません。
おいおい、どこまで行くんだ? と小一時間経ってようやく止まったのがここ。すぐにチケット売り場まで行き事情を話して交換してもらおうとしましたが、買いなおさなければダメとのこと。仕方ない。そこで時間を聞くとなんとあと15分でブカレスト行き最終列車が来るだって! じゃすぐ買います! しかし手持ちのレフが足りない。カードは使えず、ユーロもダメ? 町の中心部にある銀行で両替するしかないって? あと13分しかないのに!
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「頼みますよ! これしかないんです!」と言ってはみたものの、窓口の年配の女性はほとんど英語が話せません。万事休す。その上、急いでいる僕をしり目に彼女は携帯電話をいじりだしました。おいおい頼むよ・・・と思ったら、その電話をずいっと僕に差し出したではないですか! 「ハロー?」と答えると若い男性の声が返ってきました。「こんにちは。あなたの前にいるのは僕の母です。彼女は英語が話せません。どうしたのですか?」なるほど電話通訳か! 僕は急いで事情を説明しました。そして後で両替していただくことで、ちょっと多めのユーロを渡し、お礼を言ってホームへダッシュ! なんとかギリギリ間に合いました。ともこも安心して携帯食のパンをパクリ。
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さぁ、あとは乗っていればブカレストまで帰れます。疲れたぁ・・・
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今度の宿は旧市街のすぐ近く・・・のはずが、待ち合わせたオーナーの車に乗せられるとドンドン旧市街から遠ざかり、
なんと最初に泊まったアパートメントの近くまで来てしまいました。おいおい。 |
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建物に入るとこんなエントランスが。やっぱり普通のアパートメントです。ルーマニアではAccommodationとはこういうことなんですね。 |
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まぁ中は文句なし。それじゃここに泊まりましょう。オーナーに訊いたら支払と鍵の返却は前と同じでした。
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と安心したのも束の間。シャワーが出ません。お湯が出ないのではなく、両方とも出ない。しかし下のカランからは出る。なぜだ?
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で、すぐ連絡しようと思い、携帯電話を持っていなかった僕は外の公衆電話へ。ところがご覧のとおり。どこへ行ってもことごとく壊されています。仕方なくネットカフェを探し、そこのスカイプでようやく連絡が取れました。状況を伝えると、シャワーは点検済みとのこと。何か使い方にコツでもあるのかしらん? そこでもう一度トライしてみれば、コックを捻るとお湯は出なくてもホースに圧力がかかった感じがあります。ということは、シャワーの先端近くまで湯は届いている? なのに出ないのは? 先端に何か仕掛けが? と先端部分を捻ってみると、ドバーっと僕に向かってお湯が迸り出しました! 恐るべしルーマニアンシャワー。
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初めての街ではいろいろあります。一夜明けて僕たちは近くのカフェで朝食。パンとコーヒーが美味しい。
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さぁ、もう一度旧市街に戻って取材の再開です。ここにはそこかしこに素敵なカフェやレストランがあります。お店探しには困りませんね。
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ヨーロッパでは歴史的建造物が現役で使われているケースがよくあります。ここもそう。1559年建立されたクルテア・ヴェケ教会。地元の人々が入れ替わり礼拝に訪れていました。
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細い路地から見える景色も絵になるじゃないですか。 |
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そんな異文化圏をさまよっていたらこんな看板が。思わぬところで日本語に出会いました。
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民主化以降、外国のミュージシャンもよく訪れているのですね。Diana Krall のライブがあったのか、聴きたかったな。 |
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素敵なカフェのテラス席でちょっと休憩。東京では味わえないリッチなひと時です。
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それでは仕事を始めましょう! まずは羊、豚、牛肉を使ったソーセージ。と言っても小型のハンバーグのよう。マヨネーズを付けて頂きます。ハーブたっぷりのポテトピューレがお供。
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ルーマニア版のムサカ。ベシャメルは少なく、ピューレになったポテトとナスがいっぱい入っています。 |
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デザートはこれ、プルーンがごろっと入った揚げドーナツ。ブルーベリーソースを添えて。いやぁ〜、すごいボリュームです。
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そんなわけで僕らの取材の旅は食べたら歩く。外はにわか雨が降り出したので、こんなお洒落なアーケードで雨宿りです。
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雨上がりの石畳の道は美しいですね。おっと見とれて歩くと滑りますよ!
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ディナーは隊商宿を改造したレストランで。いかがです? 雰囲気抜群でしょう?
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直接国境は接していませんがギリシャの影響もあるのか、タラモサラダがありました。センスのいい盛り付けですね。
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翌日、アパートメントを出発した僕たちは一度ブカレスト北駅へ行き、バックパックを預けて身軽になりました。 |
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目指すはここ。駅から南東に少し歩いたところにある中央市場です。
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さすがは日本でいうなら築地市場。結構規模が大きく活気がありますね。食材の種類も豊富です。
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ルーマニア料理はスパイスを多用するわけではありませんが、様々な種類を上品に使い分けています。この売り場を見ているとトルコやハンガリーの影響を実感しますね・。 |
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特によく使われるのがこのシンブルと呼ばれるハーブ。これはドライタイプですがフレッシュでもよく見かけました。英名はサマーセボリー。ちょっとオレガノをソフトにしたような香りです。トマトソースに合いますね。 |
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そして市場に来たなら忘れちゃいけないのがこれ。ルーマニア版ケバブのミティティ。トルコ発祥の料理ですが、本家ではありそうでないレシピです。そう、キリスト教圏なのでポークが主体なんですよ。炭火でジュウジュウ焼いたミティティにディジョンマスタードをたっぷりつけてビールをごくり! |
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いかがです、この笑顔? 料理は値段ではありません。全部で日本円にして500円もかかっていませんが、人間は幸せになれるものです。 |
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最後の食事は駅の近くのレストランで。これは『おばあちゃん風チキンの煮込み』。野菜がたっぷりのソースであっさりした柔らかいチキンを頂きます。 |
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これはルーマニア版スタミナ丼ともいえるトキトゥーラ。ポーク、ベーコン、ソーセージなど雑多な肉のシチュー、ママリガ、目玉焼き、そしてヤギのチーズが添えられています。食べ応え十分。 |
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ここでもテラス席で頂きました。けして高級レストランではありませんが、ただこれだけでリッチな気持ちになります。 |
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そして戻ってまいりました、ブカレスト北駅。売店や軽食堂がたくさんあるだけではなく、待合室もあるので2、3時間の列車待ちも苦になりません。 |
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建物やホームは歴史を感じますね。古き良きヨーロッパの香りがします。 |
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さぁ、時刻は間もなく23時。そろそろ出発・・・のはずですが、右のDeparture側に僕たちが乗るソフィア行きの列車番号が表示されません。どうしてだろうと心配になってきましたが、この列車はブカレストが始発ではなく、ポーランドのワルシャワから遠路はるばるやってくる国際列車であることが分かりました。そこでArrival側を見るとワルシャワ発の列車が遅延となっています。む〜・・・はてさてどうなることやら・・・
to be continued.... |
取材の結果はこちらをご覧下さい。→ ルーマニア料理特集
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