<<旅のメニューが変わります>>

 ギリシャ料理特集パート2

ヘーレテ(こんにちは)!10年前、 ととら亭を始めた頃は各国の『オリジナル』料理を紹介しようとしていました。
ところがいざ食を巡る旅を始めてみると、なかなかそのオリジナル料理には出会えません。
そこから僕たちが学んだのは、一皿の料理もまた、さまざまな文化が融合した結果のひとつなのだということ。
今回ご紹介するギリシャの料理も、その典型的な例のひとつです。
文明の発祥地のひとつでありながら、市井で食べられている料理からは、
人種や言葉、宗教の反目を超えた深い文化の結びつきが感じられるではないですか。
さぁ、一緒に食を巡る世界の旅へ出かけましょう!

期間 2020年4月2日(木)〜6月末日(予定)

Dolmadakia

ドルマダキア 
           <<前菜>> 900円

『ドルマ』という言葉にはトルコ語で『詰める』の意があり、しばしばトマトやピーマンなどに具を詰めた料理を指します。またロールキャベツのように具を巻いた料理は『巻く』を意味する『サルマ』と呼ばれているのですが、この言葉をギリシャ人が誤用したと思しいのがドルマダキア。ブドウの葉で挽肉と米を『巻き』、じっくり煮込んでからレモンクリームソースを添えて頂くのですから、 本来ならば『サルマ』ダキアと呼ぶのが正しい。ともあれ、たとえ間違いであろうとも認知されてしまえば、それがデファクトスタンダードとなるのが自然言語の常。うんちくは抜きにして、個人的にはトルコ以上に美味しかったのですからそのまま楽しむことにしましょう。

Midia Saganaki

ミディア サガナキ 
           <<前菜>> 1000

料理の伝播ルートを辿る重要な手掛かりのひとつがその名前。ここでご紹介する一皿もミディアはギリシャ語でムール貝を指しますが、サガナキは銅鍋を意味するアラビア語のサン(sahn)を語源とし、トルコ語のサハン(sahan)が転訛した語が連結された名前だそうな。ギリシャ人とトルコ人はかつてオスマン帝国時代にアナトリア半島で共存していましたから、今でこそ犬猿の仲となったものの、料理には往時の名残があるのですね。ピリ辛のトマトソースで軽くムール貝とフェタチーズを煮込んだこの料理には、中米由来とされるトマトとトウガラシも加わって、世界規模の歴史の広がりが感じられます。

Arni Lemonato me Patate

アルニレモナト 
            <<主菜>> 1900

ギリシャは気候・地形的に牛を育て難く、肉と言えばチキン、ポーク、山羊や羊が主となります。中でもラムは昔から祝祭の食卓に欠かせないご馳走のひとつ。これに中東を経由して伝わったインドのレモンと新大陸の野菜が結び付いて生まれたのがこの料理です。僕たちが訪れたアテネのタベルナ(食堂)では定番的な主菜でした。柔らかく下茹でしたラムとポテト、トマトをキャセロールに盛り、濃厚なブロスとレモンジュースをたっぷりかけてベークしたボリュームある一品。ミントの香りがさわやかなアクセントを添えています。お供をさせるならミディアムボディの赤ワインで決まりでしょう!

ギリシャのお酒                 

個性的な地ブドウを使ったお酒の数々をお楽しみ下さい。

食前酒  
 ウゾ 600円
白ワイン  
 リララキス プリト 3800円
 ハーモニー ホワイト 2900円
赤ワイン  
 ゴファスネメア 3800円
 ハーモニー レッド 2900円
食後酒  
 メタクサ ファイブスター 600円

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