<<旅のメニューが変わります>> |
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エジプト料理特集 | |
アッサラーム・アライクム!(こんにちは!)世界四大文明のひとつエジプト。7000年を遡る歴史を背景に他の文化と交わり続け、現代アラブ諸国の中でも、とりわけユニークな食文化が育まれてきました。そこで今回は、僕たちがルクソール、カイロ、アレキサンドリアで訪れたローカル食堂の料理から、代表的な4品をご紹介しましょう。 |
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期間 2019年7月12日(木)〜9月末(予定) |
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Molokheya |
モロヘイヤ よく知られたエジプト原産の野菜と言えば、独特な粘り気が特徴のモロヘイヤ。現地では、その名がそのまま料理名にもなっていました。モロヘイヤの葉を根気よく叩き刻み、チキンブイヨンでなめらかに伸ばしたスープは、レストランだけではなく家庭でも作られる定番的な前菜です。まずはクミンとフライドガーリックの香りが食欲をそそる、暑い季節に最適なスターターからはじめませんか? |
Taamiyya |
ターメイヤ 中東一帯で広く食べられているスパイシーなヒヨコマメのコロッケ、ファラフェル。今では日本のベジタリアンレストランでも見かけるようになりました。一説によるとこの料理は約1000年前にエジプトでターメイヤとして生まれたそうな。ファラフェルとの大きな違いは、主な素材がヒヨコマメではなくソラマメが使われていること。玉ねぎ、ガーリック、コリアンダー、ゴマなど、それ以外の材料はほぼ共通していますが、僕たちが食べ比べた印象ではターメイヤの方がよりスパイシーな気もします。 |
Tagen samak |
タゲンサマク タジンと言えばモロッコのタジン鍋で作られる料理で知られていますが、文化を共有する北アフリカの国々では、アルジェリア、チュニジアなどでスパイシーなキッシュになっていたりもします。そこで距離的に最も遠いエジプトではどうだったかと申しますと、鍋こそ違いますが、タゲンと呼称が転訛して再びシチューに戻っていました。トマトベースの酸味が効いたルーで淡水スズキのナイルパーチを軽く煮込み、クミンとレモンの香りで意表を突くアクセントを添えています。 |
Kabab Halla |
カバブハッラ 直訳すると『壺焼き焼肉』となるこの料理。カバブの語からしてオスマン帝国時代に伝播したトルコのケバブが源流かもしれませんが、今ではすっかりローカライズされて、ほんのりトマト風味のスパイシーなシチューとなっていました。使われる肉はビーフかラム。今回はカイロのローカル食堂で食べたラムバ―ションを再現しています。じっくり炒めた玉ねぎのコクと爽やかなカルダモンが香るルーで柔らかく煮込まれたラム。歯応えを残したパプリカと玉ねぎとのコントラストも楽しいボリューム満点の料理です。 |
今回のおすすめギリシャワイン できればエジプトビールでお楽しみ頂きたかったのですが、これが残念なことに輸入されていません。エジプトワインも日本では目ぼしいものがない。そこで考えたのが地理的に近く、個性的な地ブドウを使ったギリシャのお酒です。 白ワイン リララキス・プリト 3700円 赤ワイン ゴファス・ネメア 3700円 食前酒 ウーゾ グラス 600円 食後酒 メタクサ グラス 600円 |
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