<<旅のメニューが変わります>> |
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スウェーデン料理特集 | |
ヘイ!(こんにちは!)
「北欧料理にうまいものなし」と言われて「へぇ、そうなんですか」と鵜呑みにしないのがととら亭。
何ごとも行ってみなけりゃ分かりません。
そこで2012年のデンマークに続き、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドと旅してみれば、 |
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期間 2019年10月10日(木)〜12月末(予定) |
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Ostpaj |
オストパイ 悪評のひとつに「北欧の料理は素材が限られているので単調だ」というのもありましたが、 これまた事実は逆でした。確かに厳しい寒さは野菜の種類を限定していますが、 人々の創意工夫がその条件を上回る結果を出していたのです。 特に乳製品を使った料理はさまざまなバリエーションがありました。 ご覧の素朴なチーズパイもそのひとつ。 現地ではヴェステルボッテンで作られる独特なハードタイプのチーズを使いますが、 残念ながらこれは日本で入手できないため、 ともこ料理長がレッドチェダーとグラナチーズをベースにシミュレート。 本場の滋味深い味わいを再現しています。 まずはこの一皿で白ワインを傾けながら始めてみてはいかがでしょうか? |
Svenska Fisk Soppa |
スヴェンスキャ フィスクソッパ 北欧旅行の食事でハズレがないのはシーフード。どの国も海に面しているため新鮮な魚介類が楽しめます。
そう言ってしまうと、それこそ同じ料理ばかりと思われがちですが、
食べ比べた結果、意外にもはっきり違いがあったのは、このシーフードのスープ。
シチューに近い濃厚なノルウェーバージョンに比べ、
フィンランドでは、ほぼミルクスープのような、あっさりしたものが主流でした。
驚いたのはスウェーデンです。基本的にはノルウェー型に近かったものの、
ハーブの他、香味野菜やハーブオイルを巧みに組み合わせた複雑な風味がありましたから。
ここで再現したのはヨーテボリのハーガ地区で出会ったタイプです。
ビスクを思わせる深いコクと、セロリとディル、バジルが織りなす絶妙な香りのハーモニーをお楽しみ下さい。 |
köttbullar |
ショットブラール 「なんだ、イケアで食べたミートボールか」と言うなかれ。 ある意味で、この一皿には北欧の食文化が集約されているのです。 まず注目すべきはマッシュポテト。素材のジャガイモは、今や北欧で欠かせない食材のひとつ。 肉、魚料理を問わず、付け合わせの定番的存在となっています。 特にマッシュポテトはソースに絡みやすく、ショットブラールのような料理に最適でしょう。 キュウリのピクルスも適当に添えられたものではありません。 酢漬けは長く厳しい冬を通して野菜を食べるための保存技術であり、 酸味はスパイスの乏しい地域で料理に輪郭を与える大切な要素なのですから。 そしてスウェーデンらしさが最も際立っていたのはリンゴンベリーのコンポート。 他の国ではジャムでしたが、ここでは甘味より酸味が強調され、素晴らしいアクセントとなっていました。つまりこの料理、マッシュポテト、ピクルス、リンゴンベリーの3点がガロニのお約束なのです。 |
Tsinandali & Saperavi |
お勧めジョージアワイン ブドウが栽培できない北欧の料理に合わせるワインは? と思い悩んで決めたのはやっぱりジョージア。 深まる秋から冬へ、コクのあるワインがぴったりでしょう。 白ワイン ツィナンダリ 3700円 赤ワイン サペラヴィ 3900円 |
ブレンヴィーン <<蒸留酒>> ショットグラス 各600円 北欧で酒と言えばブレンヴィーン。なかでもジャガイモから作られるアクアヴィットがよく知られています。 今回は僕たちが取材中に買い求め、バックパックに入れて持ち帰った各国の3本をお楽しみ頂きましょう。 日本ではたぶん入手不能で各1本しかありません。売り切れ御免です! |
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