<<旅のメニューが変わります>>

 インドネシア料理特集

ととら亭を開業して5年半、旅の料理の特集も今回で22回目になりました。
しかし振り返ってみると、どうした訳か今までアジアの国々を取り上げたことがなかったのですね。
そこであらためて出かけたのがインドネシア。
以前2度訪れた記憶によれば、いろいろ美味しい料理があったはず・・・

かの地は日本の約倍の人口にして民族数300以上、
言語は細分化すると500前後もあるというハイパー多民族国家。
自ずと地域ごとに豊かな食文化が育まれてきました。
今回はバリ島、ジャワ島、スマトラ島からそれぞれ個性的な逸品をご紹介しましょう。

期間 2015年7月16日(木)〜9月末日(予定)

Gado Gado Sundanese Style

ジョグジャカルタ風ガドガド 
                             900円

Gado-Gadoとはインドネシア語で「寄せ集め、ごちゃ混ぜ」の意味。 ジャワ島西部が発祥とされていますが、今ではインドネシア全土だけではなく、 シンガポールやマレーシアでも広く親しまれている代表的な料理です。 ジャガイモ、インゲン、もやし、キャベツなど様々な温野菜とゆで卵、厚揚げ豆腐に、 クリーミーでスパイシーなピーナッツドレッシングをかけてどうぞ。

Sate Lilit Balinese Style

ウブド風サテリリット 
                            1000円

サテとはインドネシア風の串焼きの総称。日本ではこま切れにしたチキンやビーフの串焼きに、 甘いピーナッツソースを添えたものが知られていますが、 バリ島で見つけたのが「インドネシア版スパイシーつくね」とも言えるこの料理。 チキンの挽肉にレモングラス、ガランガル(生姜の一種)、トウガラシ、ココナッツフレーク、
パームシュガー、トラシ(海老味噌)など色々な素材をミックスし、こんがりと焼き上げました。 あっさりしているので何本でも食べられそう。

Jamaican Stewed Oxtail

パダン風レンダンサピ                                                  2000円

インドや中近東の影響を受け、トウガラシとスパイスを多用したスマトラ島西部のパダン料理は、 インドネシア全域でも人気が高く。そこかしこでナシパダンの看板を揚げた食堂が見かけられます。 その中でも定番的な料理がこのインドネシア版ビーフシチューとも言えるレンダンサピ。 様々なハーブとスパイス、そしてココナッツミルクで柔らかくビーフを煮込みました。 夏バテ無縁のスタミナ料理です。

Balihai Beer

パリハイピ―ル                                           330ml    750円

日本でよく知られているインドネシアのビールと言えば、赤い星がマークのビンタンビール。 しかし、もともとバリ島の地ビールであったバリハイビールも現地ではよく飲まれています。 ビンタンビールよりコクがあり、しっかりした味わい。是非今回の料理と合わせてお楽しみ下さい。

 

Gris D'Hammamet

グリ・ダマメット                                                  3200円

インドネシアにも僅かながらワイナリーはあるのですが、 日本に輸入まですると残念ながら価格とクオリティーのバランスがイマイチに・・・ そこでスパイシーな料理と好相性のチュニジアワインから、 キンキンに冷えたドライでフルーティーなロゼをお勧めしましょう。



Copyright 2010-2015 TOTORA-tei All Rights Reserved