<<旅のメニューが変わります>>

 メキシコ料理特集

トウモロコシ、カボチャ、いんげん豆、トウガラシ、ピーマン、アボカド、ズッキーニ。
日本でも馴染み深いこれらの野菜の生まれ故郷はメキシコです。
しかし素材の色、形、味をなるべく残す日本料理とは異なり、メキシコでは材料を複雑に加工し、
組み合わせ、別の意味で高度に洗練された料理が発達しました。
今回はその中から代表的なこの3品をご紹介しましょう。
現地取材期間 2009年6月28日 〜 7月12日  取材地 メキシコシティ モレリア グラナファト プエブラ

ギソ・デ・タマレス
Guiso de Tamales <<前菜>>
                                   900円

メキシコ人の主食はトウモロコシ。日本人が様々な調理方法で米を食べているのと同様に、メキシコでは、クレープ状に焼いたトルティージャを用いて有名なタコスの他、エンチラーダ(グラタン)、タキートス(春巻き)、ケサディージャ(パイ)など、様々な料理が楽しまれています。中でも素朴にトウモロコシの旨味を味わえるのがメキシコ版のちまきとも言えるタマレス。これは練ったトウモロコシの生地で具を包み、トウモロコシの皮で包んで蒸し上げた料理。そのバリエーションとして、今回はラザニア風の一皿をご紹介しましょう。表面はパリパリでなかはもっちりした生地を楽しむもよし、スパイシーなメキシカンラグーと合わせてもまた旨し。


エンチラダス・デ・カマロネス
Enchiladas de camarones <<主菜>>
                                   1300円

メキシコ料理特集といえば外せないのがこの一品。これまでもズッキーニとトマトやいんげん豆とチキンを使ったものをご紹介いたしましたが、今回はシーフードバージョンでお届けします。香ばしいトルティージャで小エビとほっくりしたカボチャを包み、爽やかな青トマトを使ったサルサベルデとチーズをたっぷりかけて焼き上げました。ハラペーニョのピリ辛感がこれまた食欲をそそります。お熱いうちにどうぞ!





ポージョ・エン・モーレ
Pollo en Mole <<主菜>>
                                   1500円

メキシコ料理の真髄とも言えるのがサルサ(スペイン語でソースの意)。中でもこの料理で使われているサルサモーレは、最も完成度が高いとされています。かなり個性的なので、僕たちもメニューに入れるかどうか悩みましたが、チャレンジャーの多い野方のお客さまならきっと気に入っていただけるでしょう。チレムラート、チレアンチョ、チレパシージャの3種類のメキシコ産トウガラシをはじめ、スパイス、香味野菜、ドライフルーツ、ナッツ類を複雑に組み合わせた唯一無二の形容しがたい風味をお楽しみ下さい。

 

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