第3回取材旅行 |
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
今回はランチ営業をやってから大急ぎでお店をシャットダウンし、
夕方の新宿発成田エクスプレスに駆け込みました。
エティハド航空にお世話になるのは初めてです。エミレーツと並んでアラブ系の航空会社はレベルが高いですね。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
クィーンアリア国際空港からタクシーでアンマンのダウンタウンへ。
初めて訪れた街で小さな宿を探すのはなかなか難しいのですが、
最近は便利なもので、事前にネットから印刷した地図をドライバーに見せれば、
大体、宿の前まで連れて行ってくれます。
それにしても渋滞がひどいですね。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
ほら、やっぱり分かり難いでしょ。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
頼りはこんな小さな看板だけ。 ま、英語で表示してくれているだけ有難く思わなければ。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
やっと着きました。この奥がホテルの入り口です。 気温は33度。あち〜・・・ |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
アンマンの宿はこんな感じ。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
窓からは雑然としたアンマンの風景が。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
一息ついて時刻は丁度お昼。
お腹ペコペコです。 さっそく街に繰り出し、ローカル食堂で中東の定番料理から始めましょう。 こうした所にメニューはありません。 他のテーブルを見回し、英語で「ファラフェルとフムスはありますか?」 そこで出て来たのがこれ。美味しそうでしょ? 左下はスパイシーなトマトソースで煮込んだヒヨコマメ。 右が同じくヒヨコマメで作ったペーストのフムス。 その奥もヒヨコマメで作ったコロッケのファラフェル。 これにはホットペーストを付けて食べます。 仕上げはシャーイ(紅茶)。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
食後は近くにあるヨルダン国内最大のローマ劇場まで腹ごなしのお散歩。
保存状態はとてもいいですね。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
宿に戻ってシャワーを浴び、旅の疲れを取ろうと昼寝をしたら、 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ここはメニューがありましたがアラビア語のみ。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
次は定番のラムケバブ。右上のピタパンにコリアンダーの葉、ピクルス、
べークした野菜を乗せ、先のソースをかけて巻きます。
うぁ〜、これも美味しいね。ヨルダンに来て良かった! |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
デザートは店を変えてみましょう。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
この店の名物がクナーファという、アラブのホットチーズケーキ。
中東のスイーツはトルコのバクラヴァみたいにちょっと僕たちには甘すぎて、
敬遠していたのですけど、これは例外。いや、アンマンに来てこれを食べないなんて、
来た意味がないと言えるくらい美味しい。ほんと、ホッペの落ちる味です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
翌日は宿のツアーデスクで申し込んで、
いろいろ寄り道をしながら遺跡の街ペトラへ。
まず立ち寄ったのは、90%の国民がスンナ派のイスラム教徒が占めるヨルダンでも珍しい、
キリスト教徒の街マタバ。ここにはギリシャ正教の教会があります。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
これはネボ山からの景色。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
しかしモーセは、その地を踏むことはなく、ここで亡くなりました。
彼はどんな気持ちで、約束の地へ向かう人々を見送ったのでしょうね。
僕はクリスチャンではありませんが、こうしてここに佇んでいると、
彼の思いが感じ取れるような気がしてきます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
死海のビーチ。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
美しく長閑な風景ですが、ちょっと横を見れば、この場所がいかに緊迫したところなのか、実感できます。 ほら、有刺鉄線の柵が見えるでしょう?そう、対岸はイスラエル。平和なヨルダン領土内でさえ、 ここまで来る間に警察のチェックポイントがありました。勝手に動き回れる場所ではないのです。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
死海の東岸を南下して行くと次第に標高が上がって来ます。
所々で見渡せるのが、ワーディーと呼ばれるこうした涸れ川。
ここを彷徨ったのはモーセだけではなく、近代ではアラビアのロレンスことトマス・エドワード・ロレンスもそう。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ショーバック。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
城の上から見事な地層の褶曲が見渡せました。 時の流れを感じます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ようやく着きました。僕たちが降ろされたのはペトラの街の中心。 ここで同乗していた他のバックパッカーたちと別れ、遺跡のゲートの近くへ移動。 4、5軒の安宿を回り、値段と内容で決めたのがここ。Sun Set Hotel。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
殺風景な部屋ですが広々としていました。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
翌日はちょいと早起きして、フムスとチーズにピタパンの朝食を詰め込み、
やって参りました、ペトラ遺跡。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ドドンと現れるのは「インディージョーンズ最後の聖戦」のロケでも使われたエルカズネ。
写真からそのスケールは伝わらないと思いますが、高さは43mもあります。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
古代ナバテア人の都市として栄えたペトラ。 これまで遺跡はテオティワカン、マチュピチュ、アンコールワット、スコータイなど、 いろいろ訪れましたが、この広さは群を抜いています。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
日差しは強烈。気温もぐんぐん上がってきました。 水は一人1.5リットルを持参。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
広い荒野のような遺跡群を横切ると、再び細い道が現れます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
一番奥に佇むエド・ディルに着きました。 この遺跡も先のエドハズネ同様巨大です。 何と言っても砂岩の山そのものを素材として刻んだ彫刻のようなものですからね。 従って奥行きはあまりありません。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ここから先は峩々たる谷が行く手を塞いでいました。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
汗とパウダーサンドでガビガビの体をシャワーで洗い、 近くのレストランへGo!乾いた喉にビールが沁みます。 え?アルコールはご法度ではないのか? 僕たちもそう思っていたのですが、ウェイトレスのお姉さんが、「ヨルダンのビールはいかが?」と勧めて来たので。 ところが注いだところでマネージャーが彼女にぼそっと耳打ちを。 結局、「他から見られると具合が悪いのでメニューで隠して下さい。」だって。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ここではアラビアのロレンスも食べたであろう、ベドウィンの料理、マンサフを注文。 ジャミードという乾燥ヨーグルトで煮込んだチキンをライスに乗せて頂きます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
翌日はキングスハイウェイを北上してアンマンへ戻り、 初日と同じ宿にチェックイン。今日は市場に行ってみましょうか。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
通りの両サイドには様々な物販店が並んでいます。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
最初の買い出しはここ。中東はドライフルーツやナッツ類が豊富。
お店ごとに微妙な違いがありますので、じっくりと見比べて行きます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
あ、どうやら決まったようですね。ともこが手にしているのはドライいちじく。
有名なトルコ産と比べてどうでしょうか。ととら亭では赤ワインとスパイスで煮たものを前菜の一つとして出しています。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
生鮮売り場も活気があります。
見たこともない野菜やフルーツを見ているは楽しいですね。
全部買って帰れないのが残念。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
お、そろそろお昼じゃないですか。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
さ〜て、何にしようかな?
|
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
壁も同じくこんな感じ。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
幸いヨルダンでは英語の通用率が高く、こうしたローカル食堂さえ、簡単な会話なら何とかなりました。 そこで注文したのは初日にも食べた、皆さんへの紹介ご紹介予定のサワニーとファラフェル。 真面目に仕事していますからね。同じ料理を場所を変えて最低3回は食べています。 ん〜・・・美味しい。ここのファラフェルは結構スパイシー。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
食後はもう一度市場へ。今度はスパイスと塩を買いました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
滞在日数は限られています。食事のハズレは痛いので、じっくりお店を選びましょう。
ん?ここなんかどうです?いい感じじゃないですか? |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
前菜はレバノン生まれのパセリのサラダ、タブーレ。ビネガーの代わりに使っているレモンジュースでとても爽やかな風味。
暑い中でも食欲が出ます |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
メインはスパイシーなローストチキンとサフランライス。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ローマ時代の都市遺跡が残るジャラシュへ。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
しかし気温が40度近くなる初夏の日中に歩いている人影は殆どなく、
僕たちはちょっとした探検家気分を味わえました。
そういえば、タクシーのドライバーが、まもなくヨルダンは夏休みになると言っていたっけ。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ひと気のない遺跡を歩いていると、ひょっこり往時のローマ人が出て来そうな気がしてきます。ボンジョルノ!と現代イタリア語で挨拶したら通じるかしらん? |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
遺跡の近くには食堂らしきものはなかったので、乗合いミニバスでアンマンの郊外にあるバスターミナルまで戻ってからランチ。
ケバブサンドが美味しかったです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
最終日の朝食は宿からほど近い、こんなローカル食堂で。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
サラーム!と声をかけて中に入ると、地元の人たちの微妙な視線が。 ま、突然、普段使いの食堂に外国人が入って来たのだから無理もないか。 でも、それは一時のこと。英語が通じたので話しかけると、途端に雰囲気は和やかに。 ここのフムスとムタバルも絶品でした。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
出発前のランチは宿のすぐ近くのケバブ屋で。 さぁ、これを食べて帰ったらシャワーで汗を流し、空港に向かいます |
||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
おまけはこれ。エティハド航空の機内食。 See you on the next trip!! |
||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright 2010-2017 TOTORA-tei All Rights Reserved. |